ドラマの中の英語

英語を話せるように日々勉強ならぬ視聴の日々

吐く

二日酔い、つわり、病気と言えば嘔吐、吐く。この吐くという動詞を何故か日本人はreverseとしがち。これは多分”戻す”から来てると思いますが、全く通じないこと間違い無し。少し詳しい人はvomitなんか知ってると思います。あとpukeも有名かな。他にも色々な言い方があるので、どの言い方が海外ドラマの中で支配的なのか調べてみました。エントリーは、ドラマの中で聞いたことのあるvomit, puke, retch, ralphと英辞郎の”吐く”に載ってる表現。句動詞throw upは他の意味があり文脈で意味が変わるので今回は除外しました。さて、結果は・・・

吐く(動詞) 出現ポイント
vomit 182
puke 166
ralph 6
retch 2

思った通り、vomitとpukeが二大巨塔でした。少しだけvomitがリード。英辞郎の吐くに載ってる shoot the catとかzuke等々は意外にも全く載ってこず。ralphは固有名詞があるので頭大文字は全て除外しました。The SopranosのラルフとFriendsのラルフローレンをこれで全て外せたはず。それにしても、人の名前なのに吐くなんて意味あるなんて酷い。Ralph ralphed.って文が正しくなってしまう(笑) でも、ザッカーバーグみたいに名前を動詞にする使い方もあるので、Zuckerberg Zuckerberg-ed.という文も正しいのか。

ちなみに、句動詞throw upは外したけど、目測でカウントした感じだと100ptsくらいかな。vomitとralphの中間であることは間違いない感じ。あまり面白くない結果だった。

pick one's brain / 知恵を借りる

pick one's brainは日本語とほぼ同じ知恵を借りる/相談に乗ってもらうということ。pickにはpick pocket(する)のように盗むの意があるので、アイデアを盗ませてもらうと言ったところかな。日本語では借りるという後で返す義務がある感じだけど、英語は盗んだままにするのが文化の違いか。

The Big Bang Theory

スチュアートのコミック屋でラジとハワードがアナと雪の女王について1時間議論していると、美人クレアが会話に割り込んできます。 ラジが宇宙物理学者と知ると、脚本のため知恵を貸して欲しいと頼んできます。ここの途中のスラッシュがたまにある言い方。andじゃないんですね。

ラジ: "I've never seen you here before, Claire."

クレア: "It's my first time. I'm looking for inspiration for this movie I'm writing."

ラジ: "You're a screenwriter?"

クレア: "Well, screenwriter/bartender/ a month away from living in my car."

ラジ: "Yeah, I get that. I'm a scientist/party planner/ small dog enthusiast! Guy who probably should've stopped at scientist."

クレア: "You're really a scientist?"

ラジ: "Well, astrophysicist."

クレア: "That's perfect. Do you think I could pick your brain for my movie sometime?"

The Big Bang Theory/Season 9/Episode 14

Breaking Bad

下半身を麻痺したハンクは自宅で手持ち無沙汰。趣味の鉱石集めをする毎日。そこへ殺人課のティムがファイルを片手にやってきます。曰く、担当してる殺人事件がドラッグ関係みたいだから知恵を借りたいと。殺されたゲールはウォルターを信奉し、細かいメス作成法の記録を残してたんですね。もう仕事は勘弁と言わんばかりのハンクはそっけない態度ですが、次第にファイルに興味を惹かれます・・・。ここからあのような結果がハンクに待ち受けるとは、想像だにできませんでした。ここでは、Ironsideはエドモンド勇猛王の異名らしいです。

ハンク: "So, what's up?"

ティム: "Well, actually, I could use your help on something. Homicide. Possibly drug-related."

ハンク: "You want my help on a case? What am I, lronside?"

ティム: "No, you're a drug cop who knows the local talent. And a pal I just did a favor for, so let me pick your brain a sec. You ever come across a guy by the name of Gale Boetticher?"

Breaking Bad/Season 4/Episode 3

Homeland

CIA捜査官キャリーはCIAからテロリストの片棒を担いだ疑惑と鬱蒼を隠していたことを責められます。そして、病院に閉じ込められます。そこに現れた怪しげな実業家は、キャリーの専門の中東に関して彼のクライアントに知恵を借して欲しいと頼みます。

実業家: "Our firm has longstanding relationships with several countries in the Middle East. We lobby on their behalf, quietly represent their interests here in Washington."

キャリー: "Yeah, I know how this works. So... what does your client want?"

実業家: "To pick your brain from time to time. Put you on retainer, as it were."

キャリー: "Pick my brain? On what subject?"

実業家: "Your area of expertise."

Homeland/Season 3/Episode 4

まとめ

意外や意外、今回選んだドラマのエピソード全部でpick one's brainは専門的なアドバイスを求めていますね。宇宙物理学、ドラッグ犯罪、中東情勢。専門的アドバイスを求める時にはぴったりの表現です。