ドラマの中の英語

英語を話せるように日々勉強ならぬ視聴の日々

The Year of Living Biblically

先日低評価番組を探していたときに見つけた★4.9コメディLiving Biblicallyですが、IMDbのレビューの中で次のようなことが言及されているのが気になりました:

  • 原作はお薦めするけど、この番組は時間の無駄
  • 原作は大好きだけど、この番組は大規模な修正が必要
  • 本のほうが断然良い
  • 原作が面白いのに原作を全然カバーしていない

と、原作がかなりおすすめされている・・・。 アマゾンで原作のレビューを読むと、これがまたかなりの高評価。ということこれは読まずにいられるか、で思わずポチってしまいました。 聖書の教義に則って1年間を過ごした男の話。現在20%を読んだところだけど、どの聖書を選択するかから、どこまで聖書に則るか(モーセの十戒を超えて)まで、結構考えられていて面白い。例えば、人類がsinfulになってしまった原因の例の二人がエデンの園から追放されたときに、罰として出産が苦痛を伴うようになったのは有名だけど、出産時麻酔を使うと苦痛がなくなって神の意志に反する云々とか。聖書と共に生きるなら、麻酔が使えないことになる(笑) 等々、聖書ネタを知りたい人の入門にピッタシの感じ。英語もそこまで難しくないし。一応、宗教的な用語は結構出てくるけど、それって知っていて損のないものばかり。

TOEICなんかの英語検定試験のリーディングで、時間内に試験終わらない人は、自分の興味が持続する本(The Year of Living BiblicallyじゃなくてOK)を一冊読んでみるといいと思います。試験の終了が数分早くなりますよ(自分の場合は 5分/冊 早くなった)。

The Year of Living Biblically

The Year of Living Biblically

www.imdb.com

超低評価★4.0のStargate Originsを観てみた

雨降りの週末、戯れにIMDbで低評価な海外番組をチェックしてみると(★:5以下、言語:英語、放送:2017年以降)、出るわ出るわ。普段は目にも留めない番組タイトルがたくさん出てきました。通常、珠玉の作品だけが目に留まるのですが、その裏には大量の駄作があるという事実を改めて実感。レビューにもすごい表現が並んでいます。曰く、???、時間の無駄、評価にマイナスが無いのが悔しい、本当に2018年の作品か?、原作に失礼、見るな、目が腐る、ゴミ、完全な災難、ツマラナすぎて悲しくなった、即チャンネルを換えた、人類史史上今まで作られた全番組を観たわけではないけどこれが最低なのは間違いない、と言いたい放題(笑) ケンブリッジ英検という英語検定試験のライティングテストに架空のレビューを書くタスクがありますが、これだけ読めば辛辣な批評を書けそうな気分になった程です。でも不思議なもので、レビューを読めば読むほど、怖いもの見たさで観たくなってきます。日本に居ながら観られるのはネトフリにある★3.8のトロイくらいで、あとは現地で視聴するしか無い作品群。Youtubeの検索ボックスにタイトルをコピペし、予告動画や作品の一部を視聴して、垣間見られる酷さを愉しんでいました。ビッグバン★セオリーのレナードの中の人がexecutive producerを務めるLiving Biblicallyは★4.9と醜いことになってたりと面白い発見がちらほら。

そうこうしているうちに金脈を掘り当てます。本記事のタイトルにもなってるStargate Originsという番組が全話あったのです。一話10分の全10話の作品。もちろん違法なのでそのうち全部消されるでしょうけれど、3月にアップロードされた割には全然消えてません。エピソードを視聴するにつれ、その理由がだんだんわかってきます。これが圧倒的につまらない。なんというか、視聴体験自体が苦痛でした。よく考えるんだ、100分もの貴重な時間の浪費だぞ、って感じ。ダテに★4.0なわけない。ヒロインの女性がカワイクなかったら、途中で放棄してたと思います。それほどひどい。ストーリーは、巨大な円形人工物を考古学者がエジプトで発見。存在意義が分からないまま時間は過ぎますが、ナチスがそのデバイスの活用法(タイムトラベル)を古い羊皮紙に見つけ、その高度な技術を得ようと考古学者を人質に取り過去にタイムトラベル。考古学者の娘が父を探しに自身もタイムトラベルし、過去でいろいろなことがあって、頑張って現在へ戻ってくるというどこかで観たシナリオ。一話10分しか無いのにもかかわらず、ナチスヒトラーの昔の映像を繰り返し流す手法はなんとか我慢できても、ピラミッド内部セットのあまりのチープさに、これやもしやアマチュアが撮った自主作成動画かと思ったほど。こんなクソ番組でもPolitical Correctness(差別ダメゼッタイ、配役はいろんな人種・宗教・LGBT)が出てくるのが一応面白い。娘と一緒にタイムトリップした連合軍の男兵士が、古代エジプト部族の男と恋に落ちるのだ(笑) 脚本家の「はいはい、PC、PC、これでいいんでしょ」という声が聞こえてきた瞬間だった。IMDbのレビューを読むと、Stargateと言うシリーズの中の1作品みたいだけど、誰か撮影を止める人はいなかったのだろうか? いやー、すごいものを観てしまった。いくら蓼食う虫も好き好きと言っても、これを愛でる人は居ないと信じたい。評価が低いのにはそれなりの理由があるんだなと思った土曜日の午後でした。

www.imdb.com