ドラマの中の英語

英語を話せるように日々勉強ならぬ視聴の日々

that being said / そうは言ったものの

Having said that / そうは言ったものの - ドラマの中の英語

今日は以前紹介した「having said that / そうは言ったものの」の別バリエーションthat being saidを紹介します。意味は全く同じです。

Breaking Badのハンク上司

殺人現場からガスの指紋が見つかったことから事情聴取をしたDEA。ガスは奨学金を払っていたことと事件の数週間前に会ったという説明をします。ガスが帰った後にDEA内で証言の妥当性を検討するのが次のシーン。当然ハンクはガスを怪しんでいるのですが、上司はバイアスがあることは認めつつ、そうは言ってもやはり証言は正しいと考えます。

For me, the scholarship explains it. I'll admit to a certain degree of bias. This man has been a longtime friend of DEA. But that being said, I thought his story was credible.

Breaking Bad/Season 4/Episode 8

The Big Bang Theoryのシェルドン

レナードがステファニーと付き合いだし、半同棲状態になってしまいます。シェルドンはルームメイト協定を楯にミーティングを強制的に開きます。ミーティングを二人の関係の進展を祝福することから始めたいと述べるシェルドン。しかし、そうは言ったもののと話を転じ、祝辞は無しでいきなり本題に入ります。

シェルドン: "I'd like to begin the meeting by congratulating you on the progress in your relationship with Dr. Stephanie."

レナード: "Thank you."

シェルドン: "And that being said we have to discuss the implementation of the cohabitation rider which has been activated now that you're living together.

The Big Bang Theory/Season 2/Episode 10

Prison Breakのケラーマン

シークレットサービスのケラーマンがベロニカのオフィスを訪れます。リンカーンの死刑について。真犯人を捕まえたと思っているけど、もし彼の無実につながる証拠を見つけたら手伝うよとリンカーンの無罪に東奔西走するベロニカに伝えます。実はこれは嘘っぱちなのが後で分かるのですが・・・。ここでは、死刑と確信している→そうは言ったものの→無実に繋がる証拠があるなら協力する、という繋がり方です。

The prosecution made its case far beyond any reasonable doubt, And we know that we have the right man. That being said, If you come across anything that could shed some light on his innocence, I'm offering my help.

Prison Break/Season 1/Episode 3

まとめ

基本having said thatと同じですから特に述べることもないので、having said thatとthat being saidのドラマ内での出現頻度を調べてみました。すると驚いたことに1:4の比率であることが分かりました。つまりこっちのほうが使われる頻度が4倍です。意外や意外。でも、個人的にはhaving said thatの方が言いやすいのですが。皆さんはどちらが言いやすいでしょうか?

My bad. / ミスった、私のせいです

My bad.は謝罪までは行かないまでも、自分の過ちを認める表現。見た感じだと深刻でない場合に使われるパターンが多い感じです。ドラマでの使用例を見てみます。

The Big Bang Theory

運転免許を取るべく運転シミュレータに励むシェルドン。しかし、道なき道を行き、通行人も轢き殺すそのスタイルは、運転免許まで相当の道のりを予感させます。シェルドンは律儀に轢き殺したシミュレータ内の通行人に言い訳をつぶやきます。その中の一つが"My bad."です。シミュレーション自体は最後ショッピング・モールの二階で力尽き、レナードをどうやったらそこに行けるのかと驚かせます。

シェルドン: "Thank you. Sorry. Excuse me. My bad. Student driver."

レナード: "How did you manage To get on the second floor of the glendale galleria?"

The Big Bang Theory/Season 2/Episode 5

Homeland

路上駐車したクインは警ら中警官に駐車禁止だと呼び止められます。My bad.と知らなかったニュアンスです。

警官: "Read the sign, buddy. No parking."

クイン: "My bad. Sorry."

Homeland/Season 6/Episode 4

Master of None

カップケーキバトル番組の収録休憩中に、メイクアップ担当のリサは司会デヴのメイクを直します。そこでリサは、インド人ですよね?からの、このインド人の友達知ってるんじゃない、と話しかけてきます。インド人だから他のインド人も知ってるだろうというステレオタイプにちょっとイラッとくるデヴですが、向こうからデヴと一緒に大学行ったと話したのであれば話は別。My badと自分の誤りを認めます。

リサ: "So you're Indian, right?"

デヴ: "Yes."

リサ: "Well, I'm friends with this Indian guy I think you might know."

デヴ: "Come on, you're not gonna do that shit, are you, Lisa? You don't go up to white people and go, 'Hey, you're white, right? I know this white person. You might know 'em?'"

リサ: "Well, he said he went to college with you. Rohan?"

デヴ: "All right, I do know him. My bad."

Master of None/Season 2/Episode 5

まとめ

Master of Noneの例がわかりやすいでしょうか。自分で早とちりして後で違うことに気づいてMy bad.。Homelandの例では直後にsorryと謝罪まで追加していますね。ということはMy badには謝罪成分はあまりないということなのでしょう。つまり、自分が間違ったのを認めてるだけです。実際使う場合で済まない気持ちがある場合は、sorryも追加したほうがいいと思います。注意しているとドラマでは頻繁に使われる表現です。Ohが最初に付くことがあるので、オーマイガーッと間違えないようにしましょう。