ドラマの中の英語

The name of the game is communication

not give a shit / 知ったこっちゃない、意に介さない、関係ない

これも耳にタコができるくらい使われる表現で、全く興味がないとき使われる感じ。shitはクソなので下品な表現ですね。日本語だと意に介さない、よりくだけた言い方にすると、どうなろうと知ったこっちゃない、とか、関係ないでしょうか。前回英検のボキャブラリーに出てくる単語の頻度を調査しましたが、このnot give a shitをポイントでカウントすると300ポイントです。英検の最高点がacknowledgeの270ポイントだったので、ドラマの中では英検準1級の単語より頻出する表現ということが分かります。でも、まあテストには絶対出ないんですけど(笑)shitに戯言とかナンセンスの意味がありますので(bullshitとかhorseshit)、その件については戯言さえ与えないということで興味なしになったと思います。ほとんど否定形で使われますが、たまに肯定形で、その件は意に介すべき的にアドバイスとして使うパターンもあります。早速海外ドラマでの使用例を見ていきます。

Breaking BadのウォルターJr.

フィナーレ間近なBreaking Badからは、逃亡先で家族になんとか金を残そうとするウォルター。潜伏がばれるのを承知で山から村に下り、息子に電話をかけます。しかし、息子からは関係ないと電話を切られます。

Jr.: You killed Uncle Hank. You killed him!

ウォルター: Listen. Wait. Wait, son.

Jr.: No. What you did to Mom. You asshole.

ウォルター: Please

Jr.: You killed Uncle Hank.

ウォルター: Listen to me. You've got to listen to me. Just shut up. Just stop it. Stop it.

Jr.: I don't want anything from you. I don't give a shit.

Breaking Bad/Season 5/Episode 15

Better Call Saulのジミー

ジミーとキム二人がシェアする建物の弁護士事務所はジミーの弁護士資格停止で家賃等のやりくりが暗礁に乗り上げます。 すったもんだの末、二人は引き払うことに合意します。

ジミー: Look. After, uh... everything... I don't give a shit about the office.

キム: So can I start looking for a tenant?

ジミー: Yeah.

Better Call Saul/Season 3/Episode 10

Homelandの副大統領

最後はHomelandから否定形でないケース。パーティー会場でブロディーと副大統領はアラブの情勢を話し合います。副大統領はアラブの道端の声を気にしているのかとブロディーに聞きます。何をしたって「アメリカに死を」と叫ぶだけだぞと気にしたって無駄だと暗に述べます。

ブロディ: The cry on the Arab street would be "U.S. bombs Iran."

副大統領: You really give a shit about the Arab street?" They yell "Death to America," whatever we do.

Homeland/Season 2/Episode 2

まとめ

not give a shitはちょっと下品に興味無しを意味する表現でした。日本語でピッタシの表現がない感じですが、個人的には”知ったこっちゃない”が近いと思います。使う場面は無いと思いますが、ドラマで出てきたらこの意味だと覚えておけば場面の把握に役立つこと請け合いです。