ドラマの中の英語

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ドラマの中の法廷用語

Suits - ドラマの中の英語

前に海外ドラマSuitsを紹介したので、それ繋がりで法廷で使われる英語を紹介します。こういうのも絶対テストに出ないよね(笑) 順番は簡単から始まって難しいまで5つ。いくつ分かるでしょうか?

Your Honor / 裁判長

これは簡単。Your Honorは裁判長を指す代名詞みたいなもの。個人的に知り合いであっても、裁判官本人の名前は使ってはいけないっぽい。というか、法廷にいる全員が裁判長に話しかける時、これを最初に付ける。軍隊で最初と最後にSirを付ける感じ。裁判長は法廷では神みたいな存在ということだろうか。当然、裁判長が入廷する時は全員起立・着席をする。座るのは裁判長が座ってと言ってからだけど。法廷以外で使われる時は皮肉として使われる感じ。最初にこれ聞いた時Your Majesty的なすごく高尚な感じがしたんだけど、みんな使うから最近はただ裁判長って言ってるだけに聞こえるようになった。日本語でも古御門健一が裁判長って言う時Your Honorって言ってるとすると、それほど高尚な感じはしないですよね。

次はSuitsの一場面。自分の運転手が交通事故で裁判ざたになったハーヴィーは知り合いの裁判官に裁判をすぐ始めるよう働きかけます。Thank youがすごいカジュアルなのでYour Honorとギャップがありますね(笑)

裁判官: Trial starts tomorrow.

ハーヴィー: Thank you, Your Honor.

Suits/Season 1/Episode 5

stand / 証言台

証人が証言台に立ってまずやることは何だと思いますか? そう、真実を話すことを誓うことです。以前記事に書きましたので、下記にリンクを張っておきます。いずれにせよ、standで証言台です。難しかったかな。以下のSuitsの例のようにcall someone to the standといった感じで使われますね。”証人○○を喚問する”といった訳がピッタリ。

真実を話すことを誓いますか?【法廷ドラマ】 - ドラマの中の英語

I call Harold Gunderson to the stand.

Suits/Season 3/Episode 7

subpoena / 証人召喚状

よくドラマで証人として法廷に立ってもらう時に渡す封筒があるんですが、それがsubpoenaです。憎たらしい相手なんかには地面に叩きつけて渡してたりもするんですが、やっぱ当日法廷に行かないと罰せられるんですかね? ちなみに発音は敢えてカタカナで書くと「サピーナ」で、bは発音しませんね。これが分かったらかなりのレベルです。

次のシーンもSuitsから。ハーヴィーが証人を召喚します。こんな風に動詞でも使われます。

I subpoenaed his daughter.

Suits/Season 3/Episode 5

sidebar / 判事・検事・弁護人で協議する

これが分かったら神レベルですごいと思います。裁判で何か審議進行上問題があると、判事と検事と弁護人が集まって小声でコソコソ話すシーンがありますよね。あれがsidebarです。裁判の審議には関係のないことや陪審員に聞かれてはまずい話なんかをするみたいですが。

次のSuitsのシーンは、自分の直属上司を証人として呼ばれて、ちょっと待った的にsidebarしてます。上で紹介したcall to the standも使われていますね。

検事: The plaintiff would like to call Ms. Jessica Pearson to the stand.

ハーヴィー: Sidebar.

Suits/Season 2/Episode 7

sequester / 陪審員を隔離する

陪審員制の裁判では、陪審員がマスコミ・メディア等からの誤った情報に影響を受けない必要が出てきます。しかし、当然世間的に大注目の裁判だとそうは行きません。テレビは見なくとも友達の影響やスマホでニュースが入ってきます。また、特殊なケースでは、買収する輩も出てきます。そういった時、裁判官は陪審員をホテルに缶詰にすることで影響を最小にすることが多いようです。この缶詰にすることをsequesterといいます。当然お金は出ると思いますが、外部との接触が禁止されホテルの敷地から出れない陪審員からはブーイングです。こんな難しそうな英単語でも、データベースを調べると25件もヒットするんですよね。

OJシンプソン裁判では陪審員は半年間隔離されました。ちょうどその陪審員への説明シーンがAmerican Crime Storyにありましたので、聞いてみましょう。どんなことがダメなのか、詳しく説明されています。違うフロアーにも行けないとは、ちょっと厳しすぎますね。

Okay, ladies and gentlemen, listen up. This sequester has very simple rules. You're not to talk about the case with anyone. That includes each other. You're not to talk to the other hotel guests at any time, for any reason. Once in the hotel, you will not be permitted to leave your floor. You're not allowed in another juror's room for any reason. Deputies will be on duty in the halls and elsewhere to supervise you at all times.

American Crime Story/Season 1/Episode 8

まとめ

意外と難しいのばかりになってしまって反省です。当初の目的は、一番最後のAmerican Crime Storyのsequesterの説明を載せたかったわけですが、それだけだと記事が短すぎるので、用語集にしてみました。もっと簡単な法廷用語もある気がしますが、なかなかとっさに出てこないですね。plaintiffとかかな。次回は警察用語とかでもやってみたいです。