ドラマの中の英語

The name of the game is communication

chop-chopの語源が中国語「快」だった

ちょっと調べ物をしていたら驚きの事実、表題の件を知りました。

chop-chop

adverb & exclamation: quickly; quick

ORIGIN: mid 19th century: pidgin English, based on Chinese dialect kuaì-kuaì.

New Oxford American Dictionary

chop-chopの英語の意味は「急いで」ですね。 さて、この「kuaì」ですが、ググってみたところ、漢字の「快」のようです。そして、この「快」は「快走」の例から分かるように「速い」の意味が日本語でもあるじゃないですか! こういうのがあるから語源(etymology)は面白いですよね。接尾辞や接頭辞は好きになれないですが、こういうのは個人的に惹かれます。incognitoとかtantalizeなんかの語源も面白い。さて、これだけではなんなので、海外ドラマでのchop-chopの使われ方を見てみます。

Breaking Bad

朝出勤したハンクは挨拶もそこそこ、部下のゴメスを呼んで報告を聞きます。ゴメスを急かすのにchop-chopを使っています。ここで、ゴメスはtooを皮肉で使っていますね。普通tooは相手の内容を受けて「私も」ですが、ここでハンクはおはようの挨拶はしないで本題に入っていますから、tooは本来不必要。つまり、逆にゴメスは挨拶があたかもあったかのように振る舞うことで、挨拶無しでいきなりかよ?!って雰囲気醸し出しています。

ハンク: Hey, Gomez. Gomez? What do you got for me? Come on. Chop-chop.

ゴメス Good morning to you too.

Breaking Bad/Season 2/Episode 1

Better Call Saul

弁護士のジミーは、自分の弁護士事務所のCM撮影に大きなアメリカ国旗の前に立つ自分の映像を取りたいのですが、見つけたのは小学校の校庭の国旗でした。撮影し始めると、先生が出てきて許可がないとダメと言いだします。そこはジミーお得意のほら話で先生たちを騙し、先生たちが確認のため席を外した瞬間、chop-chopと撮影をし始めるのでした。

Chop-chop. Magic time. All right, let's go.

Better Call Saul/Season 2/Episode 9

まとめ

こんな英語の表現が回り回って日本語にも通じてるのは、本当に興味深いですね。