ドラマの中の英語

英語を話せるように日々勉強ならぬ視聴の日々

not mean to be mean / 意地悪するつもりじゃない

I mean it. / 本気(マジ)だから。 - ドラマの中の英語

ドラマを英語で視聴する上で押さえなければいけない動詞ベスト10を選んだら、絶対入賞するであろう動詞、それがmean。そして、meanの持つすべての意味が会話でよく使われるという意味においても、意味を理解しておいて全く損は無い英単語とも言えます。そういう意味では、お手持ちの辞書のmeanの欄全体に目を通すのはオススメです。以前本気のmeanをやったので、今回は別の意味のmeanを紹介します、しかも同時に2つ(笑) 先日そんなことが可能なセリフに出会いました。それが、表題のnot mean to be meanです。これはイディオムとか頻繁に使われるとかではなく、単にmeanの意味を1センテンスで2つ同時に把握できるってだけです。早速実際のドラマのセリフをみていきます。

Gilmore Girls

ローリーは自分が書いた新聞記事の下書きを同級生に読んでもらいます。感想はmean(意地悪)の一言。しかも、読み進めていくうちに記事がmeanerになるというおまけ付き。どんな記事なんだ(笑) 私って意地悪?と考えるローリーは、思い当たるフシがありました。あの時もそうだった。意地悪するつもりじゃなかったのに、意地悪になってしまった・・・。意地悪で批判的で無神経な私、と落ち込みます。ローリーのセリフの最初のmeanは動詞で、意味は「〜するつもり」です。この意味で動詞を伴って使われる時はto不定詞です。ここでは否定しているので過去形も考慮すると「〜するつもりじゃなかった(のになってしまった)」になります。それでは何をするつもりじゃなかったのかと言うと、それが二番目のmeanです。be動詞の後ろなので形容詞で、意味は「意地悪な」です。つまり、「意地悪するつもりじゃなかった(のになってしまった)」ということになります。

ローリー: I didn't even mean to be mean, and I was mean. Mean and judgmental and insensitive.

Gilmore Girls/Season 7/Episode 8

Orange is the New Black

SuzanneとPiperがムショのトイレ掃除をしている時の会話から。PiperはSuzanneに過去意地悪してしまったことを反省し、意地悪するつもりじゃなかったと伝えます。ほとんどGilmore Girlsの例と同じ構成ですが、二番目のmeanにtoが付いています。形容詞のmeanはmean to someoneで「〜に対し意地悪する」という意味になります。面白いことに、今回紹介したmeanの二つの意味は両方ともtoを伴うことができますね。

Piper: I didn't mean to be mean to you.

Orange is the New Black/Season 1/Episode 12

まとめ

meanの意味を一挙に2つ同時に学べるこのnot mean to be meanの紹介でした。動詞のmeanは「〜するつもり」で、形容詞のmeanは「意地悪な」でした。最初このmean重ねのセリフを聞いた時は、てっきりジョークや言葉遊び的に使っているのかと思ったんですけど、意外や意外、両場面共にシリアスでした。さて、応用例ですが、今回の例、例えばGilmore Girlsローリーのセリフを肯定にしたらどんな意味になるでしょうか? I meant to be mean.ですから、「意地悪するつもりだった(けどそうならなかった)」。ブーブークッションをその人の椅子にだけ設置したり、その人のシュークリームだけわさび入りにしたけど、何らかの奇跡で全部うまく回避されてしまったという感じでしょうか? よくわからない状況ですね(笑) 最後に一つ個人的に気になったのは、to beって省略できないの?ということ。not mean meanと言えると短くてセミっぽくていいなと感じましたが、ググっても出てこないですね。meanの名詞が意地悪という意味を持ってればいけそうですけど、数学の平均の意味だから無理っぽいかな。あとドラマで抑えておかないといけないmeanはmeans a lot to meの重要性のmeanだけですね。