ドラマの中の英語

英語を話せるように日々勉強ならぬ視聴の日々

Where was I? / どこまで話したっけ? 何話してたっけ?

Where was I? は自分がどこに居たかを尋ねる表現。文字通りの物理的な場所を聞く場合もありますが(健忘症や酔っぱらいの人限定)、海外ドラマの中では、会話中に話が脱線した場合に、自分が前の話題をどこまで話したか聞くときにも使います。日本語だと「どこまで話したっけ?」がピッタシの訳ですね。その後は、会話相手がどこまで話したかを教えてくれるパターンと、自分で思い出すパターンがあります。 それでは、海外番組内での使われ方を見てみます。

The Big Bang Theoryから

博士号をもってないため周りからイジられるハワードは、大学でのシェルドンの授業を取って博士号を取ろうと考えます。しかし、ハワードが分からないことをレクチャーしようとする意地悪なシェルドンに嫌気が差したハワードは、授業中にイヤホンで音楽を聞き出します。これにご立腹のシェルドンは、止めろと命じ講義に戻りますが、自分がどこまで話したかを忘れてしまい where was I? です。黒板を見て思い出すシェルドンです。

シェルドン: Will you stop it! This is a classroom. This is not American Bandstand. Okay. Now, where was I? Let's see. Oh, yes. Over here.

The Big Bang Theory/Season 8/Episode 2

Gilmore Girlsから

エピソード冒頭のシーンから。登場人物ギルモア一家4人と多くしかも長いですが、全部引用します。ローレライとローリーは実家の夕食会に出ます。エミリーが話してるとローレライが茶々を入れます。煽り耐性ゼロのエミリーは不機嫌に。それを見たローリーが別のトピックを模索しますが、ローレライとその母親のエミリーはいがみ合うだけ。そこにリチャードが急の用件から戻ってきて、what did I miss? と何を聞き逃したか尋ねます。もちろん、これにも、私がユダヤ人のコメディアンになった話と混ぜっ返すローレライ。エミリーがWhere was I? と先ほどの話に戻ろうとすると、ローリーが助け舟を出します。

ローリー: Let's start a new topic.

エミリー: You're impossible.

ローレライ: She said a new topic.

エミリー: Everything's a joke. Everyone's a punch line.

ローレライ: Okay, I'm sorry.

エミリー: My daughter, Henny Youngman.

リチャード: Sorry for that. A little trouble in our China office. Well, what did I miss?

ローレライ: I was being impossible. Then I turned into a Jewish comedian.

リチャード: Continue.

エミリー: Thank you. Where was I?

ローリー: Joseph Stanford is coming tomorrow.

Gilmore Girls/Season 1/Episode 6

Better Call Saulから

Davis & Main事務所で弁護士として働き始めたジミーでしたが、段々居心地が悪くなり、退職を決意します。ちょうど居た同僚のオマーを呼び止め、手紙を代筆してもらいます。ジミーが手紙の本文を話していると、オマーはそれが退職願と知り驚きます。少し脱線した会話後、ジミーはWhere were we?と手紙に戻ります。こんな感じで、会議など複数人でやってる場合にはweが使われます。ここをWhere was I?にすると、オマーが代筆して手紙作成に関わっている感じではなくなり、ジミー一人の作業に聞こえるのでNG。ここの会話は、unhappyとnot happyの違いも述べてて面白いですね。この事務所でのジミーは、unhappyではなかったけれど、not happyだったということで、unhappyの方が不幸度が高いことがわかります。

ジミー: So, "tender," blah, blah, blah, "to Davis & Main. These have been, uh, some of the most professionally satisfying days of my life..." What's wrong? Do you think I'm laying it on too thick?

オマー: No, um... I just didn't realize how unhappy you were here.

ジミー: Not unhappy, per se. More like... not happy.

オマー: I had no idea.

ジミー: It's not your fault, buddy. It's just... You're top-notch. Where were we?

Better Call Saul/Season 2/Episode 7

まとめ

この表現が使われる典型は、自分が話してる最中に電話がかかってきて、電話の用件を終えて元の会話に戻るときです。何を話してたのかなんて忘れちゃいますからね。話しが脱線したときにももちろん使えるので、スピーキングのテストに使えるかなと考えてみましたが、インタラクティブなものなら一応使えそうですね。まあ、脱線しないのが一番ですが。