ドラマの中の英語

The name of the game is communication

A is one thing, B is another. / Aはそうだが、Bはまた別の話だ。

A is one thing, B is another. の表現が使われるのは、Aに比べてBがとてつもなくかけ離れている時です。例えば、彼女を作るという話をしている時に、好きな子を見つけること is one thing, その子を自分に惚れさせる is another. と言ったりできます。つまり、好きな子を見つけることは合コンとか参加してればそのうち見つかるんですが、その子を実際自分に惚れさせることはまた別の次元の話、更に難しい、というニュアンス。他には、この表現で相手の行動の行き過ぎを臭わすこともできます。例えば、過激な環境保護活動をしている友人に、海の生態系を守る is one thing, 捕鯨船を攻撃する is another. と言う具合。生態系守ろうとしてるんだろうけれど、攻撃は行き過ぎ、全然別の話だよね、という感じ。それではいつものように、海外ドラマでの使われ方を見て、Bがどのくらい別物か見てみたいと思います。

Mentalistから

刑務所に潜入調査中のリズボン。同房囚人と仲良くなると、彼女は身の上話をし出します。超高級車などを隠れ家に隠している彼女は、その生活はwildだと言います。リズボンはというと、wildなのは分かったけど、シャワーがないのはちょっとねー、と乙女心を垣間見せます。

リズボン: You live in a warehouse?

同房囚人: It's actually more like a hideout. Cars like you wouldn't believe... million-dollar cars, expensive stuff, but we live off of gas-station chimichangas. It's wild.

リズボン: Wild is one thing... no shower is another.

Mentalist/Season 7/Episode 2

24から

ジャックはトニーを担当者から外します。トニーは任務中に間違いを犯しましたが、それを隠蔽した(cover up)のをジャックは許せません。

ジャック: Making a mistake is one thing. Covering it up is another. I can't let you stay in place. I am taking over command of CTU.

24/Season 3/Episode 21

Gilmore Girlsから

両親との夕食会に、娘ローリーでなく別れた夫を連れてきたローレライ。しかし、事前の連絡もなしということで、激おこの母エミリー。ローレライは怒りを鎮めようとあの手この手を使いますが、焼け石に水。夕食会は冷え冷えです。最終的にローレライが、関係正常化のため頑張ってるのに(どうして聞いてくれないの?)と嘆くと、エミリーはworking with meとpatronizing meは別物とピシャリ。patronizeは子供扱いして小馬鹿にしてる感じ。いつのまにか怒った子供を宥めるように母エミリーに接していたローレライでした。

ローレライ: We're desperately trying to work with you.

エミリー: Working with me is one thing, patronizing me is another.

Gilmore Girls/Season 2/Episode 14

まとめ

今回の例はいずれも、Bの方は行き過ぎているのが分かります。AはOKだけどBはちょっと・・・というニュアンス。コツをつかめば、何にでも使える便利な表現です。今すぐ思いついたのでも、医療技術の発展 is one thing, 動物実験 is another.とか、彼女が数年居ない is one thing, NGSB is another.とか(NGSB=no girlfriend since birth.)。応用次第で、ライティングにスピーキングに活躍できること間違いなしです、多分。