ドラマの中の英語

The name of the game is communication

come in handy / (なにかの時に)重宝する、役に立つ

come in handyは、usefulやhelpfulなんかと同じ「役に立つ」の意味ですが、こちらは動詞なのが大きな違い。そして、必要になった時に重宝する、というニュアンスなのが面白い表現。例えば、火の起こし方を知ってれば、災害時や遭難時に役に立ちますよね。平時に一から火を起こす人はいませんけど。大体そんな感じです。このニュアンスのためか、助動詞と一緒に使われることが非常に多いです、willとかmightとか。ということで、早速、海外ドラマ内ではどんなものが重宝がられているか、見てみたいと思います。

Monkから

探偵モンク以上の変人、モンク兄のアンブローズ登場回から。このお兄さんは、練習中のマンダリン含め7.5カ国語喋れるとのこと。モンク助手のシャローナは、それは重宝するでしょうね、という感想。7.5カ国語話せるなら世界中を飛び回れそうですよね。でもこのお兄さん、自宅の外には一歩も出られない心の病気です(笑)

モンク: Ambrose can speak seven languages.

アンブローズ: Seven and a half. I'm teaching myself Mandarin.

シャローナ: That'll come in handy. Monk/Season 2/Episode 11

Gleeから

カートはライバル校のダルトンに籍を移します。そこの合唱クラブで、次回の曲を提案しますが、選曲は委員会が決めることと却下されます。しかし、その情熱はいつか役に立つ時が来る、と慰められるカートでした。これは、なかなかうまい言い回しですね。単純に却下されるのに比べ、ダメージが全然少ないです。

カート: I think we should open with "Rio" by Duran Duran.

メンバー: Uh, the council is responsible for song selection. But we appreciate your enthusiasm, Kurt. It'll come in handy one day.

Glee/Season 2/Episode 9

Friendsから

レイチェルとロスは元サヤに戻ったかと思ったら一転、結局喧嘩別れしてしまいます。厭味ったらしくレイチェルのスペルミスを指摘して出て行こうとするロスの背中に、せっかくの土曜の夜なのに家でモニカとスクラブルするしか無い時にそのスペリングの知識は重宝するだろうと、こちらも嫌味で返すレイチェルです。

レイチェル: Those spelling tips will come in handy when you're at home on Saturday nights playing Scrabble with Monica.

Friends/Season 4/Episode 1

まとめ

come in handyは「(なにかの時に)役に立つ」という意味の表現でした。この「何かの時」を、Friendsでは具体的に言っていますし、Gleeではone dayとサラッと、Monkは明示はしてないですが含意はされている感じですね。さて、ドラマの中の他に重宝するものとしては、コネや殺人知識、支店を経営した経験などがありましたが、まあ、想像の範囲内ですね。一つ面白かったセリフに、比較級にするものがありました。

The money came in handier than the soldiers.

The West Wing/Season 4/Episode 19

兵隊よりお金が重宝した、ということですけど、こういう発想ができるようになりたいです。 最後にオヤジギャグで〆ましょう。come in handyという英語表現はcome in handyですぞー。