ドラマの中の英語

The name of the game is communication

into / 入れ込む、夢中になる

前置詞シリーズ(←いつの間にw)の続きで、今回はintoです。intoは何か物理的な物の中に入っていくイメージですが、別に現実世界の物体でなくてもいいのが面白いところ。ただし、その場合の意味は「入れ込む」になります。夢中になる、没頭する、惚れ込む、だいたいそんな感じ。「入れ込む」が「入る」だけに、ちょうどintoと同じイメージですね。英語と日本語、全く違う言語なのに、裏にあるアイデアが同じなのが不思議です。こういう意外な類似性に出会う時が、第二外国語を学んでいて良かったと思える瞬間ですね(笑)

それでは、海外ドラマの中からいくつかセリフをピックアップして、使われ方を見ていきます。

Friendsから

ロスは30歳の誕生日にスポーツカーを購入。車にずっと入れ込んでた、と言って購入を正当化しますが・・・。ハゲチャビンのオジサンが同じ車を運転しているのを見て、最後には車を諦めます(笑) ここは車だけに物理的にも入れますが、継続だったりcarsと複数形だったりするので「夢中」の方ですね。

ロス: I am a sports car enthusiast. I've always been into cars.

Friends/Season 7/Episode 14

Suitsから

ハーヴィーのネクタイが曲がっているのを直す秘書のドナ。その際、ハーヴィーはドナの耳元で、君は僕に夢中だねとキザなセリフを囁きます。すると、ドナは夢中でないというツレナイ返事。曰く、これと同じこと(服装の乱れを直す)は同僚のバーサにもしてあげること。なぜなら私は秘書のドナ、というニュアンスです。このように、人に入れ込むことも可能なinto。これ、物理的に入るのを無理やり想像すると、グロくなりますねw

ハーヴィー: You're into me.

ドナ: I'm not into you. I'm Donna.

ハーヴィー: What's that supposed to mean?

ドナ: It means I could do the same thing with Bertha that I did with you.

Suits/Season 3/Episode 6

The Big Bang Theoryから

最後はレナードとペニーの久しぶりのデートのシーンから。ちょっと長いけど、alwaysのニュアンスが出てるんので全部引用。レナードはペニーと元サヤに戻りたいのですが、ペニーは「急がないで」とツレナイ返事。その際、alwaysを使って、「あなたのことずっと好きでいるつもり」と言います。それに引っかかるレナード。レナードに言わせると、alwaysは恋人関係にはなりたくない事をにおわしているんだとか。3つも例を挙げて説明するレナードです。三番目の同性愛の例にintoが使われていますね。これには「どっちでも同じこと」とはペニーですが、「好きならalwaysを使わず現在形でいいじゃん」と考えるのはレナード。alwaysの一つで取り方がこんなに変わるのが面白いです。

レナード: So, what do you think, are we gonna get back together?

ペニー: Whoa, not so fast.

レナード: I'm sorry, what did I say?

ペニー: Leonard, you know I will always have feelings for you.

レナード: Oh, God.

ペニー: What?

レナード: You said "always." You'll always have feelings for me.

ペニー: So?

レナード: That sounds like something you'd say... if you didn't want a relationship with someone. "This isn't working out, but I'll always have feelings for you." "I'm sorry I slept with your best friend, but I'll always have feelings for you." "Here's the thing, Lisa, I'm into dudes now... but I'll always have feelings for you."

ペニー: How would you say it?

レナード: I have feelings for you.

ペニー: Same thing.

レナード: No, it's not. "Always" made it worse.

The Big Bang Theory/Season 5/Episode 13

まとめ

今回のintoは何かに「入れ込む」ことを表すことができる前置詞でした。趣味だったり、恋人だったりintoするものは様々です。自己紹介なんかで、自分の趣味を述べるのに使えそうですよね。ちなみに、ちょっと気になったので、日本人が言いがちな「my hobby」が使われるセリフを調べたんですけど、たった数件しかありませんでした。やはり、ネイティブからしたら不自然なんでしょうかね。

来週からちょっと早めの夏休みをいただきます。Blogの更新再開もお盆明けの予定。皆さんもせっかくの連休、海外ドラマを思う存分楽しんで下さい!

でも、いろいろな理由でボツにしていた記事を不定期アップはする予定。