ドラマの中の英語

The name of the game is communication

ドラマの中の真珠湾

海外ドラマの中の日本ネタで、自分が見たくないシーンが3つあります。まず、英語が話せない日本人。英語で話しかけられても、笑ってペコペコだけしてます。自分だったらこう答えるのに、とか想像して悶々としてしまう(笑) 次は日本の奇妙な風習。日本人の自分から見ても違和感あるようなのがかなり出てきますが、そこはドラマなので多少はしようがないかな。視聴者受けするためなので。でも日本が誤解されるようなのは勘弁して欲しい。ただ全然見当違いだと笑って許せます。例えば、フレンズのロスが空手で相手の動きを察知できることを「うなぎ」と言ってネタにしてましたが、あれはなんとも思わない。最後が戦争関係。急に出てくると何かドキッとしてしまう。何故なんだかは分からない。戦争ものドキュメンタリーは大丈夫だから、やはり不意打ちに弱いのかな。そんな戦争ネタの中で、登場回数が多い真珠湾(Pearl Harbor)を今回は見ていこうと思います。個人的に、戦争ネタってどのくらいsensitiveなのか知りたいのもあって。さて、どんな文脈で出てくるのでしょうか?

Archerから

アーチャー達は日本のヤクザとの銃撃戦に。その最中、アーチャーの母マロリーはヤクザに向かって「これは真珠湾の分」と銃弾をぶっ放します。さすがにヤクザは、This is for Hiroshimaと応戦はしませんでした。

マロリー: That was for Pearl Harbor.

Archer/Season 3/Episode 2

Numb3rsから

物理学者のラリーは、人は論理的には行動できないと真珠湾を使って説明。事前に攻撃を察知していたのに、FDR(ルーズベルト大統領)は攻撃を許してしまった。これはよく言われる通説ですね。

ラリー: Pearl Harbor, for example, FDR, let it happen. He had evidence an attack was imminent, but the Army was looking for a sabotage, not an aerial assault.

Numb3rs/Season 5/Episode 9

Gilmore Girlsから

ルークの娘が突然ダイナーに現れた話をすると、ローレライは真珠湾みたいと例えます。真珠湾の奇襲を指してますね。それにしてもshow up out of the blueをPearl Harborに繋げるのは凄いセンス。日本人はアメリカ人の前では絶対使えないね(笑) ローレライもor somethingとちょっと日和ってお茶を濁しています。

ルーク: April showed up at the diner today out of the blue.

ローレライ: You make it sound like Pearl Harbor or something.

Gilmore Girls/Season 7/Episode 11

Nathan For Youから

ネイサンは売れない風刺画家にアドバイス。曰く、絵をもっと差別的にしろ。アジア人を描いた作品には、真珠湾がシンボルとして描かれます。これには冗談にならないと苦言のネイサン。早速はしごを外します。ここではネイサンの言い方にも注目。the Pearl harbor thing(真珠湾とかいうもの)と自分は分からない振りをして距離を置いてますね(笑)

ネイサン: the Pearl harbor thing is almost not even a joke.

Nathan For You/Season 1/Episode 4

2分過ぎから↓

youtu.be

まとめ

基本的に、真珠湾は奇襲を受けた卑怯な攻撃と言う感じで扱われていますが、例外的にNumb3rsのラリーみたいな人もいます。ただ全体的にジョークにはしにくい感じ。アメリカ人の前では避けたほうが無難でしょうね。