ドラマの中の英語

The name of the game is communication

on that note / そんなわけで、それを踏まえて、それでは

on that noteは、イベントなんかを次のフェーズに移す時に使われる表現。自分がこの表現を知ったのは、悪名高いリアリティ番組サバイバー。番組最後に、投票で誰を部族から追放するか決めるイベントがあるんですけど、その投票前に皆で議論する場があります。誰がこのグループで不要かとか、今晩の投票をどういう基準で行うかなどを話し合う協議の場。その場であらかた意見が出終わった際に、司会者がこのon that noteを使って投票フェーズに移るのがおなじみのパターンになっています。なので自分は「それ(直前の議論)を踏まえて」という意味で受け取っていたんですけど、少し調べてみると、直前のイベントを必ずしも踏まえる必要はなく、単に次に移ることを示唆する「それでは」的にも使われることも多いみたい。ただこの表現は、noteの前に形容詞が付いて、直前の内容を色豊かに形容したりもするので、「そんなわけで」くらいの感じかもしれないかな。まあ、海外ドラマの中での使われ方を見て、ニュアンスを掴んでみたいと思います。

Tangled The Seriesから

カサンドラとその恋人、ラプンツェル&ユジーンは一緒にディナーを食べます。貞淑にしているカサンドラですが、ラプンツェルがカサンドラの勇猛さを語りだすと慌てて制し、on that noteとしてから「今晩はここまで」とします。call it a night(day)は「今晩(今日)はここまで」を意味するイディオムですね。超頻出です。

ラプンツェル: Yeah, our Cassie is quite the catch. You know, she's the most skilled fighter for miles around.

カサンドラ: And on that note, I think we should call it a night.

Tangled The Series/Season 1/Episode 9

Homelandから

CIA長官にロックハートが任命され、その就任前パーティーから。ロックハートがスピーチ最後にソールのことを褒めます。それを踏まえて、司会が食べようと宣言します。

ロックハート: I know that I wouldn't be standing here tonight without the support of all of you. And a special thanks to the man who was the caretaker of the Agency through this most difficult time, Saul Berenson. To you, Saul.

周囲: Well done. Hear, hear.

司会: And on that happy note, I think we can eat.

Homeland/Season 3/Episode 5

The Big Bang Theoryから

ハワード家に居候するスチュワートは夕食を作ってる最中。テーブルでは、ハワードとバーナデットが子供をどう育てるかを話し合い。ハワードが、体温計を口に入れてよいなんて大学まで知らなかったというと、On that charming noteとスチュワートが受けて、夕食が出されます。口でないところに入れていたので、ここのcharmingは皮肉ですね。

ハワード: It wasn't until college that I learned you can put a thermometer in your mouth.

スチュワート: On that charming note, dinner is served.

The Big Bang Theory/Season 10/Episode 21

まとめ

今回紹介したon that noteは全て、今晩はここまで、飯食う、食事用意というフェーズに移る際に使われているのが分かりますね。また、形容詞をnoteに付けて前言を受けてる感じもします。適当な日本語訳がちょっと見当たりませんが、「そんなわけで」くらいがやはり妥当なのかな。